Home > AED とは
● AEDとは、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)の略称です。心臓突然死の原因のひとつである心臓の心室細動が発生した
場合に、心臓に電気ショックを与えて心臓が本来持っている機能を回復させる装置です。

● 心室細動とは、心臓が本来のリズムを失い、小刻みに震えている状態で、不規則な収縮を繰り返している為、心臓のポンプ機能が失われ血液が
送り出されない状態となることです。

● 心停止となった場合には脳は3~4分間で血流停止による損傷を受けてしまいます。心室細動による心停止後の退院にいたる救命の可能性は
1分ごとに約7~10%低下し、5分後には約50%といわれています。このように心停止に対する対処は、短時間での処置が救命の重要な要素とい
う認識が一般にも広まってきました。

● このため、平成16年7月に厚生労働省は非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)を救命の現場に居合わせた一般市民が行えるものと
し、併せて積極的な普及活動を進めることとなりました。
 

1. 救急車到着までの救命処置の必要性

救急車が要請を受けてから現場に到着するまでの平均時間は、全国平均(東京都内も同様)で6~7分です。 たかが6~7分、しかし、この救急車到着までの空白の6~7分間が傷病者の生命を大きく左右することになります。
カーラーの救命曲線によれば、心臓停止の傷病者を3分間放置しただけで、死亡率は実に50%となり、7分後にはさらに高率となります。 傷病者を救命するには、バイスタンダー(現場に居合わせた一般市民)による応急手が不可欠といえます。

2. 救命の連鎖(チェーン・オブ・サバイバル)の重要性

突然に心肺停止した人を救命するためには、早い119番通報、早い心肺蘇生法(CPR)、AEDを用いた早い除細動、早い2次救命処置(救急隊や病院での処置)の4つが連続して行われることが必要です。
これを「救命の連鎖((チェーン・オブ・サバイバル)」と呼びます。この4つのうち、どれか1つでも途切れてしまえば、救命効果は低下してしてしまいます。
特にバイスタンダーとなる市民は、この救命の連鎖のうち最も重要な、最初の3つの鎖を担っているのです。

「救命の連鎖」

早い119番通報: おちついて、はっきりと119番に通報する。
早い心肺蘇生法(CPR): 救急車の到着前に心肺蘇生法(CPR)などの応急手当を行う。
早い除細動:AEDを用いた早い除細動。
早い2次救命処置: 医療機関における医療処置。